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大学野球部のマネージャー業務をまとめてみました!

皆さんが野球部のマネージャー業務としてイメージすることはどんなことでしょうか?
練習時の飲み物出し?試合の応援? スコアブックの記入?

実は練習のサポートにはじまり、事務作業、大学内外の方との連絡や調整まで多岐に渡るマネージャー業務。 特に大学野球のマネージャーとなると見えない、けれども活動する上で欠かせない重要なたくさんの仕事を行っています。

マネージャーの方々がグラウンドに立っていない時間にはどんなことをやっているんでしょうか? 今回は「九州大学硬式野球部」のマネージャーの皆さんにご協力いただき日々の業務について教えていただきました!


練習編

ジャグ準備
選手が飲む水を準備する。まず洗ってから水を入れます。選手がプロテインを作ったりする水なので大量に入れておきます。

練習メニューをホワイトボードに書く
その日のタイムテーブルをホワイトボードに書いて掲示します。同時に欠席者、遅刻者も書きます。

ボール渡し
内外野別やシートノックのボール渡し。タイマーでの合図出しをおこないます。
ホームに返球するときに球が当たってしまう危険があるので気を付けなければいけません。

ボール拭き
次の練習の時に選手が気持ちよく使えるように、練習で使って汚れたボールをふきんで一つひとつ拭きます。

ボール巻き
ノックなどに使えなくなったボールを回収し、カラーテープを巻いてティーバッティング用のボールにしています。

 ボールにカラーテープを巻いている様子

検温
学校に提出するための検温記録をとります。これがなければ練習ができないので、毎回練習の日には忘れずに出さなければなりません。

事務作業編

年間決算書
1年間で部で購入した道具や備品をエクセルシートにまとめ合計金額を出して学校に提出しています。次の年度のサークル助成金に関わる大事な書類なのでマネージャーみんなで確認しながら慎重に作業しています。

OP戦 日程調整
相手校と連絡を取り、日程を決め、グラウンドの手配・審判の手配・弁当の準備・相手校入校の手続きなどを行います。

OP戦 書類作成
対外試合の際、大学に提出するための書類を作成する。PCでの作業になるので、電波状況が大事です。

試合届作成の様子

リーグ戦運営
早朝から夜まで大会を運営するために九州六大学野球連盟の幹事として事務作業から観客の誘導、アナウンスや公式記録、球場整備までほとんどの業務を学生でこなします。

マスコミ対応
マスコミから連絡を受け、日程の打ち合わせ、入校の手続きなどを行います。

大学当局とのやり取り
オープン戦やリーグ戦、各種イベント、マスコミ取材など各種届出、手続きをする。最近では、コロナ禍における活動許可を取ったり、選手の体調管理の報告、ガイドラインの策定などを行います。

グラウンド調整
準硬式野球部、軟式野球部とグラウンド使用割を調整する。また、九大主催で校外の球場でのオープン戦の際、球場使用の手続き~支払いまで行います。

用具メーカーとのやり取り
部としての用具の購入、個人での需要に対して、各種メーカー・代理店を通して調達します。

部費管理
部員から部費を集めてチェックしたり、部費で購入したものと金額をPCに記録して部費を管理したりします。

会計管理の様子

各種支払い
用具メーカーで購入した分の振込を行います。

部報制作・発送
年二回のリーグ戦終了後ごとにその試合の結果やOBの方からの寄稿文などを部報としてまとめ、全国にいらっしゃるOB・OGの方々に向けて発送します。毎回この部報を楽しみにしていただいているため、心を込めて丁寧に、分かりやすく製作することを心掛けています。

各種イベントの企画
春季キャンプ、7大戦、4年生追い出しコンパ等のイベントの企画(予算取り)から運営まで行います。円滑なイベント運営のため、宿泊するホテルや行政と連携をとります。

買い出し
カラーテープや救急道具、食料など必要に応じて買い出しします。

SNS管理
OP戦およびリーグ戦の試合予定、スタメン発表、試合速報、試合結果の報告をしたり、新歓用のアカウントでは、新入生からの質問に答えたり、野球部としての情報や大学生活の情報など新入生に興味を持ってもらえるような情報をアップしたりしています。


一般的にイメージされている練習のサポートだけでなく、野球部が活動を続けていく上で重要な業務を担っていることがわかりますね!
また、決算書の作成やマスコミ対応など、学生の社会に出ても役に立つスキルが身につけられる貴重な経験ができる場所にもなっています。

最後に、皆様にマネージャーになった理由を聞いてみました!

マネージャーになった理由

私たちがマネージャーになった理由やきっかけ、入部した時期などはそれぞれ異なりますが、全員に共通して言えることは、「野球が好き」「頑張る選手たちを支えたい」ということです。

高校野球やプロ野球を観て野球の魅力を感じ、大学では裏方として選手を支え、勝利に貢献したいと思い入部しました。
しかし実際に活動してみると、選手がひたむきに野球に打ち込む姿を見るとこちらも活力をもらえています。想像していたマネージャーの仕事とは違う、事務系の仕事や外部とのやりとりも多いですが、そのような仕事からも学ぶことが多く、やりがいを感じています。何よりもリーグ戦でチームが勝利したときはすごく嬉しく、マネージャーになって良かったと思う瞬間の一つです。

大学では中高とは違い、部活に入って本格的に活動する学生はごく一部ですが、チームの仲間はもちろん、野球部のOBOG、他大学の野球部の選手やスタッフなど多くの方々と関わって刺激を受けたり、一つの目標に向かってチームのみんなと活動したりすることは部活でしかできない貴重な経験です。
部活によって充実した大学生活を送れているので、本当にマネージャーになって良かったと思っています。


九州大学硬式野球部マネージャーの皆様、取材にご対応を頂きありがとうございました!
高校野球までとは違って、試合を行うにもスケジュールの調整に始まり、自分たちで動かないといけない大学野球部のマネージャー業務。 今回も様々な業務をリストアップしていただきましたが、大学ごとの特色や意外と知られていないマネージャーのお仕事など。今後もマネージャーの皆様にスポットを当てた企画を考えていきたいと思います。

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